製品

 

  ラムスキン/スリンクスキン

BONZの衣服は、すべて一点一点裁断され、製作されています。生産ラインで大量生産される一般的な衣類とは異なり、すべての衣服が「一点もの」として扱われるのです。天然素材を使用しているため、1着1着に独自の個性があり、まったく同じものは存在しません。

皮の照合

子羊の毛皮は、なめし工場でドラム缶に入れられ、通常800枚単位で染色されます。それぞれの皮は色、質感、ウールの種類が微妙に異なります。BONZのジャケットを作成するには平均27枚の皮が必要ですが、私たちが製品に求める完成度を得るためには、それらの皮がすべてほぼ同じバリエーションであることが必要なのです。 BONZの工場の担当者たちが厳選した800枚もの皮の中から、30着のジャケットを製作することができます。皮の選別と照合は科学というより芸術です。私たちの工場の担当者たちは30年以上にわたってこの仕事に携わっています。

型紙

私たちの衣服の各型紙は、手作業で描かれています。この工程は正確でなければならず、そうでない場合は寸法に一貫性がなくなります。私たちは非常に小さなサイズの皮を使用しており、その結果、皮の産出率が非常に低くなっています。さらに、子羊の毛皮は自然の欠陥や傷を負いやすく、型紙を敷く前にそれらすべてに印を付けて、避けなければなりません。各毛皮の44%を使用することが出来れば、「良い」産出率と考えられています。

裁断・シェービング

型紙に沿って印をつけた線をもとに、一着ずつ裁断します。次に縫い目や裾など、パネルが重なり合う部分を削ってかさばりすぎないようにし、ドレープ性を高めます。特別仕様のバリカン式毛剃り機は、滑らかな仕上がりを残すために使用されます。

縫製

使用するミシンは「ウォーキングフォット」と呼ばれる工業用重機です。使用する原皮は普通の生地に比べてかなりかさばるため、通常は「押さえ」とは生地をはさむだけのものですが、このミシンは皮の上を踏みながら縫い、押さえが送り歯と連動します。このミシンは自動化されておらず、職人の腕の見せ所です。天然素材である皮は、一枚一枚が異なり、その扱いは自動化できない技術です。

仕上げ

縫製が終わった各衣服は、仕上げに移されます。ボタンは通常、動物の角などの天然素材でできていて不揃いの形状であるため、手縫いで付けられます。手縫いのボタンは、ミシンで取りつけられたものよりもはるかに頑丈です。

 

検品・梱包

すべての衣服は、配送のために梱包される前に、内側と外側の両面を検査します。 この時担当職人がタグを縫い付け、品質保証書にサインをすることで、その服がBONZの基準を満たし、商品を購入して頂いたお客様が一生楽しんで頂くことができるように保証しています。

 
 
 
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History

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Materials

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